Wednesday, May 13

Lesson 11: 宇宙の転換あるいは移転 ~英語で質問を作る方法~




主語と述語の二本柱が英語宇宙の「軸」であることは既に分かったと思う。これから、英語宇宙全体の向きが変わるので、心の準備をしていて欲しい。と言っても、ただ単に英語の文が以下のようになっている事を覚えておいてほしいんだ。
文章 = 主語(S) + 述語(V)
そして、疑問文は以下の通り。
疑問文 = 述語(V) + 主語(S)
これは、完璧な文を作るために主語と述語について学習してきたものだ。

フライパンの中で焼いているハンバーガーみたいに、またはレストランのドアにあるCloseと「Open」のように、ほら!、ちょっと入れ替えてみてください。もう英語の質問形式が分かったね。
イラストNo. 10: 入れ替えた 軸の表

信じられないかもしれないけど、本当なんだ。
英語の学習の中で君が出会ったり経験するであろうすべての疑問文は、全部残らず、この表に従っている。もちろん、僕たちはここにもうひとつの常連客を加えるつもりだ。それはゲスト動詞。そう、DoDoesDid3人組だ。これで全て用意は整った。

ゲスト動詞は肯定文には使わず、否定文疑問文にだけ使われる。既に疑問文は学習したので、改めてゲスト動詞について紹介しよう。まずは表を見てほしい。

文章を入れ替える時、つまり、文章を疑問文に変える時、動作動詞は“Do”“Does”“Did”に変化するけど、その他は全て同じままで残る。他は気にせず、この一つの違いだけを覚えていて欲しいんだ。
****
実は、英語の疑問文は2 種類しかない。(1) Yes No の疑問文、つまりイエスかノーで答えられる疑問文と、(2) Wh で始まる疑問文“Who”“What”“When”“Where”“Why”“How”etc. から始まる疑問文の2 種類だ。

: イントネーションについて、最も基本的なことをひとつだけ言おう。Yes No の疑問文は、最後が上に上がり、もう一方のWh で始まる疑問は一般的に、上がって下がるイントネーションとなる。この大きな違いを覚えておくと、とても役に立つだろう。

    
                                                                                                  
(1) については既に勉強したね。上の表に従えば良いだけだ。そうすれば、君はイエス・ノーで答えられる疑問文を作ることができる。

(2) Wh で始まる疑問文も同じくらい簡単だ。述語 (V) + 主語(S)の表の全く同じパターンに従えば良いだけだ。そして、単に文の始めに「Wh疑問詞」を付け足すんだ。下の表を見てほしい。
イラストNo.11: Wh疑問詞の表
ほら! とても簡単。前にも言ったように、英語のピボットをいっぱい使って、慣れることが大切だ。英語で質問を作りたいときは、いつも、いつでも、とにかくこの表を思い出して欲しい。それだけでOKだ。
上の表の6つの語句は、Wh疑問詞で最もよく使われるものだ。その他には、次のものがある。 Which, What kind of, How much, How many, How long, How often, Whose etc.

注:Wh疑問詞の中には、時々、名詞を伴うものがある。例えば、: Which hotel, What color, What city, What language, How many brothers, など。 これらの名詞は動詞の一部としての名詞とは違い、文の最初のWh疑問詞にくっつけないといけないことが分かると思う。

例えば次のような疑問文は正しくない。
How many do you have brothers and sisters?
Which did you stay at hotel?
名詞が動詞の一部として使われる疑問文も中にはある。例えば
Do you have any brothers or sisters?
Did you stay at a hotel?
しかし、最初の例文では名詞は動語の一部にはならない。なぜなら、既に形を入れ替えているから。これらの名詞は、Wh疑問詞の次に持ってこないといけないんだ。
How many brothers and sisters do you have?
Which hotel did you stay at?
最後にもうひとつ、“How long time”で始まる疑問文はこの構文に似ているように見えるが、実際は、英語にはそのような表現はない。“How long time”は同じ意味を持つ2つの単語を組み合わせているため、使われない。単純に、“How long…?” または “How much time…?”と尋ねればいいんだ。
****
ただ1つ、特別なケースがあるので注意してほしい。まず、以下の2 つの文を見てほしい。
Herbert calls 誰か .
誰か calls Herbert.
今回、逆のことをする。上記文から、疑問文を作ってみる。                      
Herbert calls 誰か. >>> Who does Herbert call?
誰か calls Herbert. >>> Who calls Herbert?
違いがわかるかな?2 つの文は全く異なった状況を表す。つまり、疑問文においても、異なる2 つのタイプがある。最初の疑問文は、英語で最も基本的なパターン質問(Q) = V + Sだ。
Who does   Herbert call?
          動詞   主語
これは良くある英語の質問で、質問文の約90%はこの形をしている。一方で、次の疑問文はちょっと特別だ。
Who   calls Herbert?
主語   動詞
この疑問文は、パターン通りではない。実は (Q = S + V) の形なんだ

他の例を見てみよう。
Sheʹs    cooking    何か.
誰か   is cooking barbecue.
もう一度言うよ。この疑問文を作るなら、僕たちは以下のように言う必要がある。
Sheʹs cooking 何か. > What is   she cooking?
                                 動詞 主語
誰か is cooking. > Who   is cooking?
              主語 動詞
2番めのパターン “Who calls Herbert?” “Who is cooking barbecue?” は、すべてのWhで始まる疑問文で使えるわけではない。実際、使えるのは、6つのWh疑問詞の中で、“Who” “What”2つだけなんだ。以下のような疑問文を聞いたことがあるかな。
Who   ate the cake?
             主語   動詞
What   happened?
主語     動詞
Who    will join us?
主語     動詞
What   made her angry?
主語     動詞
さっきも言ったように、このパターンは“Who”“What”から始まる疑問文だけだよ。“When”“Where”“Why”“How”から始まることはない。つまり、このパターン以外は、疑問文の約90%が他のパターンに従う、と僕が言った理由だ。この特別な場合を除けば、他のどんな場合でも、どんな型でも気にすることはない。

覚えているかな? すべての英語、どんな長文だって短い文だって、何から何まで軸を中心に回っているんだ。君はただ素直に基本に基づいたルールや、スタイルに従えば良い。英語は高い壁だとか、怪物みたいに思って恐れる必要はない。英語の学習者は、自分が知らないということを恥ずかしいこと、一番悪いことと思ってしまいがちだ。そして、その恐怖心が頭を麻痺させてしまい、何かを言ったり、文章を組み立てられなくなるんだ。そんなとき、9つの頭を持つヒュドラが暗闇に立っているみたいに感じてしまうかもしれないが、実際は道具置き場に置いてある、ただのほうきだったりする
****
今、君の頭の中でくすぶっている質問はこんな感じかな。
「疑問文をどの述語で始めたらいいか、どうやったらかるの?」

答えは目の前にある。be動詞、形容詞、動詞+ing、助動詞、それからゲスト動詞の DoesDoDid3 人組だ。僕が君に教えたルールを覚えているかな? もし、覚えていないなら、これは必須だからここで覚えよう。君が英語を話す時、頻繁に使うことになると思う。これは英語で質問を言おうとしている時の疑問文の作り方を表していて、疑問文を作る時に君の頭の中で起こっていることだ。にあるの文章作成方法と同じで、それが逆になっただけだ。
以下の表のように、単純に、出来るだけ速く、対応語句に述語を合わせるんだ。 

述語
主語

   
do, does, & did_

.
Main Street
Mother
cat
milk      
truck             
tulip
camera
Honda
He
They etc.

       
動詞の原形

is, are, was, & were 
名詞
形容詞
動詞+ing

has, have, & had   

p.p.

will, would, can, could, might, may,  must, have to, & should   


動詞の原形
イラストNo.12: 入れ替えた軸の拡張図
そうすると、以下のように正しい疑問文をまねることができるようになるよ。
Do you like sports? ... Are the books expensive?
Have you eaten? ... Is that man a singer?
Is the baby sleeping? ... Can the repairperson come?
Will she join? ... Did she forget her umbrella?
もちろん、正しい疑問文を作れるようになるには、練習が必要だ。まず、君が作りたい文章を頭の中に思い浮かべる。そして、その文章をそのままにしながら、主語と述語を入れ替える。こうやって即席の文章ができる。これは動作動詞以外の全ての場合に適応できる。ご存知のとおり、ゲスト動詞(Do, Does, Did)は変化させる必要がある。

確かにこれは少しややこしいけど、頭の中で翻訳する(悪い癖だから止めるべき)よりずっと良い方法だ。頭の中で翻訳することは、外国語を話す時の最も自然な方法だと思っている人もいるが、実際には、自然に逆らい、話す速度を遅くしてしまう。母国語から英語へ翻訳している時はいつでも、分からなくなってしまう危険性が2倍になっているんだ。これは、その人の母国語の語順と英語の語順が全く逆になっている場合が多いためだ。だから、できるだけ文章は、英語で考えて話すようにしよう。

どうやって英語で考えるためのスイッチを切り替えるか、と疑問に思うだろう。つまり、僕が説明してきたことは、まだ君の中で消化し切れていない。だから、きっと君は立ち止まってしまって、疑問文のみではなく、基本的な文さえもスムーズに作れないかもしれない。でも、一度そのルールを身につければ、正しい文章を作ることができ、それを疑問文へと簡単に変化させられる。

大事なこと(本当のことだから何度も言う)は、長い文章や難しい文章を目指す前に、まずは基本をしっかり押さえるということだ。本当に大切なのは基本であり、基本こそが君を遠くへ導いてくれる。それ以外の道はないんだ。もしも君が基本から逃げ出そうとしても、すぐに戻ってくるだろう。だから、これらの単純なことがきつくても、しばらくそこにいた方がいい。なぜなら、英語がうまく話せるようになるための試練がそこにあるから。英語を話すことは、みんなが長い文章を流暢に話している舞台で、いきなりスポットライトを浴びることではない。そうではなくてリハーサルみたいなものだ。他の仲間と一緒に練習したり、セリフ(規則)を覚えたりする舞台裏だと言えるだろう。

同じように、ここまでに取り組んできたレッスンを振り返ってみてほしい。既に読み終えたレッスンを、君が理解しているとは限らない。君がその内容を理解出来ているかという判断基準は、君がそれを覚えていて、生活の中で実際に活用できるかどうか、ということだ。復習は学習をするうえで不可欠なことだから、振り返ること自体を深く考えてはいけない。特に外国語を勉強するという点では、授業よりも大切なくらいなんだ!

長期的に取り組むよりも、勉強量とその速度に焦点を合わせるような学習法が正しいというような誤解をしている学生の中には、復習への否定的な意見もある。そのような学生は基礎から離れた復習をすることを好む傾向がある。

まずは、この宇宙の中心にある主語+述語という要を練習してほしい。前方へ、後方へ、前方へ、後方へ、を繰り返してほしい。これを自在に使いこなし、英語の宇宙を完全にコントロールできるようになるまで練習してほしい。


Keep on learning !






BACK                             LESSON                                 NEXT 

<==                                        1                                         ==>




No comments:

Post a Comment

Thanks for reading my Blog.

Your questions, comments, feedback etc. are always welcome ;-)

Any Questions?

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...