Tuesday, April 21

Lesson 4: ボキャブラリーに関するいくつかの単語






ボキャブラリー(語彙)の勉強では、簡単だからという理由でただ単に単語の意味を覚えようとしがちだ。そして、一般的に生徒たちはこの無意味なテクニックに従ってしまう。は今まで、単語の意味や訳を頭にぎっしり詰め込んでいる生徒が、その使い方に失敗する例を多くみてきた。学ぶべきボキャブラリーはたくさんあるから、急ぐ気持ちはわかる。でも、大切なのはボキャブラリーを覚える競争でも、辞書に載っている単語をどれだけ知っているかでもない。先を見据えて、学んでいる単語を確実に身につけられるかが大切なんだ。

君がどこかの国に行って、その言語で会話する時、君が暗記したすべての単語を使って、文章が作れるという自信があるかな?ただ頭の中に単語を詰め込んだ生徒が、そうできないことは簡単に予想できる。つまり、単語を詰め込む方法はうわべだけの学習で、本来の英語学習には不利に働く。この学習法は短期的目標達成のための、短絡的な方法でしかないんだ。がいくつかの単語を覚えているだけなら、君はすぐにそれを簡単に忘れてしまうと思う。だから、優秀な学習者は、きちんと学んで、それをずっと頭に残しておくんだ。

簡単な例を挙げよう。“sick”という言葉の意味を覚えるとする。君の頭の中で、病院のベッドで体温計を口にはさんでいる少年か少女のイメージが浮かぶ。君の目標は単にこの単語の意味を理解することなので、これで満足して、この単語に関連することを知るのを止めてしまう。そして、多くの学生が“I have a sick”のように間違った文を作ってしまうんだ。この文では“sick”を名詞として使用しているけど、実際は形容詞なんだ。

courtesy of free images 

I have a sick.

I am sick.
別の例を挙げよう。“late”という単語だ。君の頭の中で誰かが何かの用事があったけど既に時間が過ぎているので息切れしながら走っている様子だけを想像する。そして、君はその単語を使って、“He late”やのような文を作るだろう。実際、“late” は形容詞なのに。

最後の例として“upset” “cost”を挙げよう。 “upset”は形容詞で“cost”は述語だね。しかし、動詞としての“upset”を誤って使ったり(例えば“I upset”)“cost” を名詞として使う (例えば “The bag cost is…”)という誤りは、生徒によくあることだ。

※注:“cost”という単語は名詞になることもあるが. 特に TOEICでは,これは動詞もしくは名詞になる。しかし一般的な英語だと生徒たちが使おうとするケースの約90%は動詞としての働きをしているものだ。

実際、君の先生が君の文法の誤りに気づき、先生はどうやってその誤りに気付いたのだろうと思うときがあるかもしれない。その答えは先生はどのような種類の単語を君が使っているのかが瞬時にわかるので間違いを訂正できるというわけだ。君の先生が“Iʹm disappointed” “Theyʹre interesting”のような正しい文を作ることができる主な理由は、自分の文章の中にどんな種類の単語があるか知っているからなんだ。

ここで、小さな秘密を教えてあげよう。それは、動詞に似ている英語の多くの単語は実は形容詞なんだ!自分の目で確かめてみよう。

イラストNo.4: 形容詞の表

どういう種類の単語を使っているか知らないと、間違いを犯す可能性はとても高い。
※注:厳密に言うと上の表の単語は、分詞または動詞的形容詞と呼ばれている。これは実際、動詞でもあり、形容詞でもあるという意味なんだ。でも君のような英語の学習者にとっては、上の単語を形容詞として覚えた方がずっと役に立つだろう。というのもそれらはほとんどの場合、基本的には形容詞だから。

君が使っている単語についてもっと気にすべきだという、さらに重要なもうひとつの理由は、その単語が意味していると君が思っているのとは別な意味で使われること多いからなんだ。

具体的な例を挙げてみよう。きっと君は以下の文章は正しいと思うだろう。
1.    Iʹm boring. Letʹs go to another bar.
2.    I donʹt want to watch that movie. Iʹm scary.
3.    Iʹm difficult to speak English.
4.    Because you are dangerous, you must not enter.
名古屋城で実際に使われている標識より

残念ながら上の文章はすべて間違っている。言いたいことに近い意味の単語を使ってはいるが、文の中での使われ方が間違っているんだ。だからどの文も奇妙な意味になっている。
1.    Iʹm boring. = 私は面白くない性格なので、誰からも好かれない。
2.    Iʹm scary. = 私は幽霊や怪物のように本当に醜いので、みんなから怖がられる。  
3.    Iʹm difficult to speak English. = 私は英語を話すには子供のように手に負えない。(文法的に不可能な形なので意味が変になる)
4.    You are dangerous. = あなたは何人もの人を殺した犯罪者だから、近づくな!
上の訳からも分かるように、元の文の意味は英語を母国語としない人の多くが思うのとはかなり違う意味になっている。実際、それらは全く逆の意味だったり、不自然だったり、ちょっと笑ってしまうようなものだったりする。でも、学習者にとって同じような間違いを犯すことは珍しいことではない。なぜか?それは、学習者は単語を表面的に理解することで満足してしまうからなんだ。だから例えば以下の例の本当の違いが分からないんだ。
Bored vs. Boring = どちらの単語も、興味がないということに関連した意味だけど、同じではない。
Scared vs. Scary = どちらの単語も恐怖に関連した意味だけど、同じではない。
Dangerous vs. In danger = どちらの表現も安全の反対ということに関連した意味だけど、同じではない。
上の単語の組み合わせは互いに似ているが、実際には大きな違いがある。そしてこの違いを知らないということが英語を母国語としない人たちの問題なんだ。次の例に挙げる、部分的に同じところがある単語の場合も同じようなことが言える。 “confused”“embarrassed”“high” “tall”“segregate” “separate”“fun” “funny” など。

上の例を正しく表現すると以下のようになる。
1.    Iʹm bored. Letʹs go to another bar/ dance club.
2.    I donʹt want to watch that movie. Iʹm scared.
3.    Itʹs difficult to speak English.
4.       You are in danger. You must not enter.
または
This is a dangerous area. You must not enter.
特に“bored”“boring” “scared”“scary”の違いについては、もう一度イラスト #4: 形容詞の表を見ておこう。左側の“+ed”で終わる形容詞はすべて、必ず、人(あるいは動物)に使われる。一方、100%ではないけれど、覚えておくと便利なのは、右側の“+ing”で終わる形容詞はほとんどの場合、物や状況について使われ、人には使わないということだ。
このポイントを押さえておけば、次のようなよくある間違いはしなくなるだろう。
☓ Iʹm confusing about English.
>> この文は、「私は英語について困惑させてしまう」という意味になる。
正しい文は、
◯ English is confusing, and I am confused.
要するに、単語の表面だけを理解するだけで満足していてはいけないってことなんだ。そんなことをしていたら、いつまでたっても、鉛筆で氷山を砕ろうとしているのと同じだ。見えない水面下にはもちろん、もっと大きくて重要な言葉の本質があるんだ。
****
文型の話題に戻って、のイラスト3 (be動詞の図) を見てみると、形容詞がbe動詞を必要とするのがわかると思う。英語を知っている人ならこの事は知っている。唯一、この法則に従う必要のないケースは、形容詞が“beautiful girl”“dangerous situation”のように直接名詞を修飾する場合なんだ。(実際には、文の中における名詞の位置によって、その規則に従わなければならない場合がなくはない。) しかし この1つのケースを除くと、90%の割合でbe動詞と形容詞は一緒に使用する、という法則に従っている。その為、“He is disappointed”“They are interesting”と言うんだ。

そして、文中で時間や時制を変えた場合でも、英語の先生は正確な文章を作ることができる。“He will be disappointed”“It will be interesting”といった具合で。
He is disappointed. >>> He will be disappointed.
It is interesting. >>> It will be interesting.
つまり、君が、どのような種類の単語を使おうとしているか知り(例:形容詞)、そして、この単語をどのように使うかという規則に従う必要があるんだ。

同じことが、難しくて長い表現や、ボキャブラリーにも言える。“Thereʹs nothing to worry about”“Thereʹs nothing to be nervous about”のような難しくて、正しい文を作る能力は、最終的には、異なる種類の品詞がある事を知ることになる。そして、“interference”“disintegrate”のような単語は、最初は、ややこしく聞こえるかもしれないが、基本的には同じ種類の品詞なんだ。僕が言っていることは、英語という宇宙にちらばる無数の単語も、ある種類の品詞、または品詞の連結として考えることができるということだ。これも最初に君が覚えなければならない6 つの基礎品詞に分類したら、それに当てはまるだろう。もしかしたら、そこに1組の異なるパターンを追加する必要があるかもしれないが、単にそれだけだ。もう一度言うけど、全くの新しい言語を話すだったら、そんなの大した苦労ではない!

ボキャブラリーをどう習得するかの秘訣は、Lesson 39: Vocabulary Notebook の取り方を見て欲しい。では、前のトピックに戻ろう。
引き続き紛らわしいbe動詞
イラストNo.3: be動詞の図 

be動詞は、ずばり「連結動詞」とも呼ばれる。それは、名詞と名詞、または似ている他の単語とつなげたり、関連付けたりする。例えば、 “I am a teacher” “You are a student”“She is beautiful”“They are hungry”など。 



(be動詞は最もよく使われる連結動詞だ。同じような働きをする単語として、他には、“become”“seem”“look”“sound” “grow” “turn” “feel”  “taste” “smell”などがある。 だが、まずはbe動詞の使い方に集中してみよう。)

だ、もちろん、すべての名詞と、全ての形容詞をつなげることができるわけではない。
He is fish.
They are money.
I am dangerous.
The movie is scared.
これが意味するのは、名詞はbe動詞の公式に従うけれど、同時に文の意味についても考えなければならないということだ。つまり、こう言うべきだ。
He likes fish.
They have money.
It is dangerous.
The movie is scary.
要するに、君がbe動詞を使いたいときはいつもbe動詞の図に従い、君が使おうとしている品詞のあとに来る品詞の種類をチェックする。名詞なのか? 形容詞なのか?  動詞であれば、それは動詞+ing型になるか? このいずれにも当てはまらないのであれば、be動詞は使わないで欲しい。

ここまでで、日常で使う英語のうち、とても簡単で、でもとても重要な英語の基本ルールに気付き始めていると思う。英語の先生やネイティブスピーカーは、この規則を既に覚えているので、“I upset”“He is come”というような誤りはしない。

5種類(名詞、形容詞、動詞+ing、前置詞(時と場合による)p.p.)の品詞のうち、これらの 1 つあとにくるbe動詞を使用したい場合、次にくる単語がこれらのいずれでもないのであれば、be動詞は使わない。英語の先生であれば、別の文法を使う。つまり、別の種類の動詞を使う。これを別の言い方で、動作動詞とも言う。

別の図を見て欲しい。

イラストNo.5: be動詞の図 2

繰り返すが、be動詞が5種類のいずれにも当てはまらないならば、単純に、be動詞を抜かせば良い。主語に戻って、代わりに動作動詞を使用する。それでもまだ君はbe動詞を使いたい?

ʹ正しく聞こえるʹという感覚だけに従って、be動詞を使う習慣をやめなければならない。君は今、正しい法則に従う時期に来ているんだ。

****

僕ができる別のアドバイスは、動詞+ingと動詞の使い方についてだ。この法則は、図 #2でも見ることができる。このbe動詞の図は、どのように形容詞を使用するか、どのように、動詞+ingを使用するかが説明されている。その図を暗記して、日常生活で練習したら、上級英語スピーカーになるための基礎を身に付けられるだろう。

図から、動詞+ing型の中の動詞のあとに続く単語に、be動詞を使うことが可能であることが分かると思う。逆もまた同様で、その前の単語がbe動詞である場合にだけ動詞+ingを使用することができる。

例えば、これは良くある間違い。
I working. He is live in Aichi.
しかし、be動詞の図解を見ると、これらの文が間違いであると分かる。以下のように、変更しなければならない。
I am working. He is liv(e) +ing in Aichi.
または、動詞+ingではなく、通常の動詞を使用したいのであれば、繰り返しになるが、be動詞を使用する必要はない。動作動詞を使えば良いんだ。 
I work. He lives  in Aichi.
大半の生徒はこの事を知っているのに、話すときにはこれができない。話していると忘れてしまうか、実際に使用できないか、になる。これはただ単に規則を知っている、という事に過ぎない。

いずれの場合にしても、この基本ルールを守れないのであれば、これ以上、英語の上達は期待できない。この公式について特に気にかけて欲しい。

****

最終的に、名詞、形容詞、動詞+ingは別として、be動詞と一緒に使用できる他の品詞の種類は、前置詞とp.p.だ。

Be+前置詞の場合、I am in the officeHe is into soccer” (彼はサッカーに夢中だ)、The cat is under the table.” のように文を作ることができる。

だから、よく使う疑問文に “Where are you from?”という文があり、その答えとしては “I ʹm from (Kanagawa)”となるんだ。

一方で、Be+p.p.は受動態と呼ばれる別の種類の文を作る時に使われる。(もし、先に読みたいのであれば、“Lesson 37: Passiveで行こう! に進んで欲しい)。しかし、このトピックは現時点では急いで学ぶ必要はない。いくつかは特別な場合に用いられるものだから、今は飛ばしてしまっても問題ない。

すごい! わずか数ページで、英文で使われるとても重要な3 つの活用方法を学んでいる事になる。それは (1) 形容詞、(2) 動詞+ing(3) be動詞。この規則を覚えて、実際に生活の中でそれを使ってみて欲しい。この規則に従わずに話す人は、その言語に慣れ親しんでいるネイティブスピーカーにとって、とても変に聞こえるんだ。

言語のルールというものはとても重要だ。これらのルールはコミュニケーションをスムーズにする。だから、言語を学ぶときにはそのルールを覚えて、それに従って欲しい。母国語ではない言語を、ルールに従って完全に話すことは期待出来ないけれど、努力することは大切だと思う。


Keep on learning !




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